わたなべ歯科医院を受診される患者様へ
お電話でお問い合わせされる前にご確認ください
診療時間を伝える
インターネット予約はこちら
0567-26-0808
インビザライン専門サイト
歯科衛生士求人サイト
むし歯は自然治癒しない病気ですが、予防することができ、実はなりにくい病気でもあります。むし歯になりにくい口腔環境をつくることで、一生むし歯にならない生活を送ることができるといえます。そのためには、自分がどうしてむし歯になりやすいのか、どうしたら予防できるのかを知ることが必要です。当院では、むし歯を予防するために、CAMBRA(リスク評価に基づくむし歯の管理)とSMT(唾液検査)を行い、むし歯の発生リスクを分類し、科学的根拠に基づいた予防管理をしています。
かかりつけ歯科医を持ち、定期的に口腔環境をチェックしてもらうと、口腔環境の変化を素早く察知することができ、むし歯の早期発見や早期対応に繋がります。むし歯にならないために重要なことは「予防」をすることです。むし歯になった時だけ歯医者にいっても、一歯のみの治療にしかならず、口腔環境全体の改善にはなりません。当院では「私の歯の健康ファイル」を作成し、患者様自身で口腔内の変化を確認していただけます。
当院では、むし歯を予防するために下記の方法を行っています。
歯のトラブルを予防する治療が発達しているアメリカで生まれたむし歯予防方法で、アメリカの歯科大学40校が教育プログラムとして導入している信頼性の高いシステムです。むし歯の発生リスクを分類して、リスクに応じた処置がプロトコル化されているため、システマティックにむし歯の予防管理ができます。
SMTは、口腔内の健康状態を唾液で調べる検査です。SMTでは下記の6項目を測定することができます。
むし歯菌が多いと、歯の表面に歯垢(プラーク)が付着しやすく、歯の健康を損なうことが知られています。
唾液の酸性度が高いと、口腔環境は酸性になり、エナメル質などの歯質が溶解(脱灰)しやすいことが知られています。
睡液には、むし歯菌や食物由来の酸を中和する機能(緩衝能)がありますが、その働きが弱いと、エナメル質などの歯質が溶解(脱灰)しやすいことが知られています。
口腔内細菌や歯と歯茎の間にあるバイオフィルム(プラーク)の影響で、唾液中のたんぱく質が多くなることが知られています。
口腔内の細菌総数が多いと、唾液中のアンモニアが多くなることが知られており、 口臭等の原因になるといわれています。
※6歳から検査をすることができます。お口の中では、「むし歯になる要因」と「むし歯から守る要因」の2つのバランスが常にせめぎあっています。このバランスが崩れて「むし歯になる要因」が強くなると、むし歯になりやすくなります。このバランスは、個人や生活習慣などでも変化します。CAMBRAとSMTを用いて20項目以上の内容を調べます。そのバランスがどちらに傾いているのか(リスク評価)とむし歯になりにくい状態を保つにはどうしたらいいか(むし歯の管理方法)を提案します。自分がなぜむし歯になりやすいのか、どうしたら予防できるのかを科学的な根拠に基づいて考えることができます。
むし歯を予防するためには、下記に注意して口腔内のケアを行いましょう。