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一番重要なことは、その場しのぎの治療ではなく、正確で精密な診断をし、痛みの原因に合わせた適切な治療計画を立てることです。患者様とコミュニケーションをとりながら、治療前にメリット・デメリットをしっかりとご説明し、納得いただいた上で治療を進めていきます。
初診時のカウンセリングはしっかりと時間をかけるようにしています。当院でのカウンセリングは、デンタルマネーシャーが担当しています。医師には言いづらいことも気軽に相談していただき、歯科治療に対する不安や要望など、遠慮なくお伝えください。
私たちの歯は一回削ってしまうと二度と再生しません。そのため、むし歯になる前の予防をすることが大切になります。SMT(唾液検査)やCAMBRA(リスク評価に基づくむし歯の管理)を行い、むし歯になりやすい原因を科学的根拠と数値で導き出し、その人の原因を突き止め、除去する原因治療を重視しています。むし歯を治療する時には、カウンセリングをしっかりと行い、正確で精密な診断を行った上で治療に入ります。お口の中をむし歯になりにくい環境に変えながら治療を進めていきます。
当院では、表面麻酔や細い麻酔針、麻酔液の温度調整を行い、麻酔時の痛みを減らす工夫をしています。
むし歯にならないように予防することが一番の方法です。幼児期からの食生活に気をつけること、しっかり噛むことで唾液の量を増やして歯の石灰化に繋げること、定期健診を行うことで、むし歯を防ぐことができます。
レーザーを照射することで、歯の表面のわずかな変化を見つけることができます。また、定期的に使用し、数値の変化を見ることで、進行状態や石灰化の経過を追っていくことができます。小さなお子さまや妊婦の方にも安心してご使用できます。
むし歯は炭水化物を栄養素として、酸を出し歯が溶けてしまう病気です。歯のエナメル質は硬い組織でできていますが、食事や飲み物に含まれる酸に触れることで、一時的に柔らかくなり、歯のミネラル分が失われます。酸性の飲食物で溶けてしまう病気を酸蝕歯といいます。
などを一日中だらだら飲んだり食べたりすることで、口腔内は常に酸性の状態になります。酸性の状態が長く続くと、酸蝕歯になる可能性が高くなります。
下記の症状に該当する場合は酸蝕歯の可能性が高いため、早めに医師に相談しましょう。
むし歯は、自然治癒がない病気です。むし歯の治療=詰め物をする=むし歯が治ると勘違いしがちですが、治療をしてもただ機能が回復しただけで、むし歯が治癒したわけではありません。
むし歯になってしまうと、歯を削り、異物を詰めるしか方法がないため、まずはむし歯をつくらないようにすることが重要になります。むし歯の原因は、細菌感染だけでなく、食習慣・唾液の質なども大きく関わっています。そのため、何が原因でむし歯になっているかを知ることが、予防対策には有効です。当院ではSMTとCAMBRAのシステムを導入してむし歯の予防管理を行っています。